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第4回 安田結子さん

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第4回のインタビューは、ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ・ジャパン・インク日本代表の
安田結子さんにお話をうかがいました。
エグゼクティブ向けの人材関連のコンサルティングをしていらっしゃる安田さん。
私たちが迎える就職活動についても助言をくださいました。(2006年9月25日)


ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ・ジャパン・インク
マネージングディレクター日本代表

一橋大学社会学部卒業後、1985 年に日本IBM に入社、システムエンジニアとしてシステムの構築に携わった後、カリフォルニア州立大学(UCLA)にて経営修士(MBA)を取得。

その後、1991 年に米系戦略コンサルティング会社のブーズ・アレン・アンド・ハミルトン社にテクノロジープラクティスのアソシエイトとして入社し、ニューヨーク本社勤務後、1992 年からは東京事務所において情報及び通信事業者を主対象にしたコンサルティング活動を行う。

1993 年9 月にラッセル・レイノルズ・アソシエイツ日本支社にアソシエイトとして入社。

1995 年にマネージングディレクターに昇格し、情報産業、通信事業者、電気メーカーを中心としたテクノロジーセクターの外資系企業の日本進出に伴う事業立ち上げ、組織改革、経営革新を担う経営幹部の採用に数多く参画する。

さらにアジアパシフィック地域におけるテクノロジー・セクターの統括責任者を勤め、地域全体におけるテクノロジー分野の顧客に対してサービスをおこなう。

2003 年4 月、日本代表に就任と同時にラッセル・レイノルズ本社のExecutive Committee (取締役会) のメンバーとして、全社的な経営にもかかわる。
キャリアの道

大学を卒業した1985年は、男女雇用機会均等法が制定される1年前であったが、当時女性にも門戸を開いていた日本IBMに入社した。入社の動機は職種というよりは、会社の魅力に惹かれての事だった。社内向けのシステム開発に従事していたが、実際に働き出して、自分に向いている仕事ではないと感じ始めた。先のキャリアが見えにくく、自分のありたい姿から遠ざかっていき、現実とのギャップに悩んでいた。

海外への憧れもあり留学をしようと思っていた頃、川崎市の市報に奨学金募集があるのを見つけ休職して、UCLAのビジネススクールに留学した。留学生活は、当初は言葉の壁がありとても苦労した。社会学部出身で会計学・統計学・経済学の基礎知識がなかった為、大学時代に実務に必要な学問をもっと勉強しておくべきだったと痛感した。しかしUCLAでは仲間に支えられて、無事卒業できた。

学位取得後、91年にブーズ・アレン・アンド・ハミルトン社に転職し、NYで新たな仕事をスタートする。当時は不景気の影響でコンサルティングのプロジェクトが少なく、若手コンサルタントが伸びる環境ではなかった。このままでは会社も自分も発展しないと思った。そんな中巡り会ったのが、現在の職場ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ・ジャパン・インクだ。93年の事だった。


黒子に徹する!
Executive Recruitingの仕事


ラッセル・レイノルズは、ニューヨークに本社を置くエグゼクティブ・サーチ・コンサルタント・ファーム、経営幹部のヘッドハンティングのお手伝いをする会社である。

人材関連のコンサルティングは、黒子のような仕事で、大きなディールをまとめあげるという派手さはない。お客様が求めている人材を約3ヶ月から半年かけて、業界中から探し出す。非常に長い場合は1年かかる場合もある。

転職の際、そんなところは40を過ぎてから行くものだと言われ、周囲に反対もされた。しかし、やる人が少ない仕事だからこそ、仕事をしっかりと着実にこなすことで認められた。自分が合わない仕事をして苦労をしたという経験が仕事に生かされ、32歳にして初めて仕事で褒められる事を知った。褒められるという事は、人を木に登らせてくれる。こうして13年を経て、今に至る。


仕事のやりがい

人事とは、会社の根本を支える戦略であり、お客様の必要とする人材を探す事で、企業の重要な決定に貢献できる。一方、転職をされる方にとっては、人生の重大な決断であり、人生に関わるお手伝いができる。そのマッチングは感動的でやりがいのあるものである。

あるプロジェクトではお客様がどうしても欲しい人材を1年かけて説得し、遂に話がまとまったが、お客様の強い要望がかなった瞬間で、とても感動的だった。お客様から直接「ありがとう」という感謝の言葉を頂ける時に、生きる喜びを感じる。


女性と仕事

当時一橋出身の女性は少なく、お客様とのファーストコンタクトにおいて、「一橋出身の女性で、人材関連のコンサルタントって、どんな人だろう?」と興味をもってもらえ、会うことができた。連絡の早さなど細やかなフォローや気配りができると、お客様に喜んで頂ける。

逆に、女性だからという訳ではないかもしれないが、物言いがはっきりしているので、面白い意見を言うと思われる場合もあれば、調和を乱してしまう事もあった。責任者の立場になるとチームの協調性を、より重視しなければならない場面もあり、気をつけるようになった。


仕事とは

仕事は長く続けられる事が大切だ。長く続けられる仕事を選ぶポイントは、3つある。
 
1. 自分が好きな事
2. 自分が得意な事
3. 人がやっていない事

仕事は長く続けているから、面白くなっていく事もある。嫌だなと思った次の瞬間、面白いと思える事がある。すぐに諦めない事が大切だ。

「女性はオプションが多いから、男性と違って今までこつこつと積み上げてきたものをさっと捨て、また新たに1から積み上げ始める人が多い。もったいない。」

今でも時々思い出す、人生の先輩の言葉だ。


就職活動を控えた学生へ

就職活動は良い機会なので、色々な会社、あらゆる業界を歩き回ってみるといい。インターンやOG/OB訪問をして、会社の雰囲気を知る事が大切だ。

何をやりたいのかがまだ漠然としているのならば、伝統のある日本の大きな会社を選ぶと良い。教育体制がしっかりしていて、ブランド力があり後の信用につながる。


学生へのメッセージ

好奇心をもって、色々な人に会って、可能性を広げてください。一橋大学卒業というのは、日本においては大きなバックボーンで信用につながります。しかし、それに甘んじることなく、あらゆる切り口から考えるようにして下さい。守りではなく常に攻めの姿勢で、人生を切り拓いて下さい。

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安田さん、どうもありがとうございました!
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  1. 2007/09/18(火) 19:06:28|
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